魚釣りは4万年以上も前から世界中で親しまれているアクティビティです。しかし中にはスポーツフィッシングで栄光を手にするアングラーもいます。
この記事で世界記録のTOP10の大魚を紹介します。
サメは世界で最も大きな魚のひとつですから、これまでに釣られた最大の魚のほとんどがサメです。これまでに捕獲された最大の魚は60年以上も記録を保持しいます。
記録の多くは少なくとも数十年前のものです。昔は漁業規制もそれほど厳しくありませんでした。ここで紹介する記録はどれも信じられないほどの技術と努力を必要とするものばかりです。これらは史上最大の釣りの偉業と言っても過言ではありません。
世界記録を達成した魚をご紹介します。
1. ホホジロザメ (1,208.38kg)
場所 オーストラリア、セドゥナ
日付： 1959年4月21日
餌：パープライズ
時間：50分
アルフレッド・ディーンが1959年に出した記録はこれまでに捕獲された魚の中で圧倒的に大きいものです。ホオジロザメは最近ではほとんどどこでも保護されている種なのでディーンの記録は今後も残ると思われます。
2. タイガーシャーク （810kg）
場所 オーストラリア、ウラドゥラ
日付 2004年3月28日
この記録はリストの中で最も新しいものです。2004年にケビン・J・クラプソンが巨大なタイガーシャークの重量を測ったとき、彼は40年前の記録を破ったと思ったがそれは間違いだった。
3. グリーンランド・シャーク (775kg)
場所は ノルウェー、トロンハイムフィヨルド
日付 1987年10月17日
餌：ニシン
ニシンを餌にしてノルウェーのアングラーTerje Nordvedtが史上最大級のサメを釣り上げた。このサメは400年以上生きることもあるそうです。
4. クロカジキ (707.6kg)
場所 ペルー、カボ・ブランコ
日付 1953年8月4日
餌：サバ
伝説の釣り人アルフレッド・C・グラセル・ジュニアは1953年にこの巨大なクロカジキを釣り上げ、今日まで続く世界記録のひとつとなりました。このマカジキはグラセルが釣り上げた他の多くの魚とともにヒューストン自然科学博物館の常設展示品となっている。
5. 大西洋のクロマグロ (678.6kg)
場所 カナダ、ノバスコシア州、アウルズコーブ
日付 1979年10月26日
餌：サバ
ノバスコシア州はクロマグロの漁場として有名です。最近ではクロマグロの規制はかなり厳しくなっていますが、ケン・フレイザーの1979年の記録はいまだにほとんど破られていません。
6. アトランティック・ブルーマリン (636kg)
場所 ブラジル、ビトリア
日付 1992年2月29日
餌：ルアー
ブラジルのビトリア沖で釣りをしていたアングラーパウロ・アモリムがルアーのトローリングでこのグランダーを釣り上げました。
7. 太平洋のクロカジキ (624.1kg)
場所 ハワイ島コナのカアイウィ・ポイント
日付 1982年5月31日
餌：ルアー
ルアーを使ったトローリングでアングラーのJay de Beaubienはこのパシフィックブルーマーリンを釣り上げることができました。2015年には同じハワイの海岸で別のクロカワカジキを釣り上げたアングラーがいたためジェイの記録は危うく崩れました。
8. シックスギルシャーク (588.8kg)
場所は イギリス海外領土のアセンション島
日付 2002年11月21日
エサ：死んだエサ
シックスギルドシャークは世界中で見かけることができますが日常的に見かける魚ではありません。アングラーのClemens Rump氏は大西洋の真ん中に位置する人里離れたアセンション島の沖合でこのサメを釣り上げました。
9. ハンマーヘッドシャーク (580.6kg)
場所は ボカグランデ
日付 2006年5月23日
エサ：アカエイ
時間：5時間以上
チャーターキャプテンのバッキー・デニスは通常スヌークとターポンを釣ります。しかし彼によるとボカ・グランデにターポンが泳いでくるとハンマーヘッドも来るそうです。バッキーはエイを餌にしてこのサメを釣り上げました。このハンマーヘッドは彼のボートを15km以上も湾内に引きずり込んだという。
10. アオザメ (553.8kg)
場所は マサチューセッツ州チャタム
日付 2001年7月21日
餌：カツオ
ルーク・スウィーニーは2001年のシャーク・トーナメントでこの恐るべき アオザメを釣り上げました。ルークは実際にトーナメントで最も小さいボートである7.3mのボート「ワールドキャット」に乗っていて記録を更新しました。戦いは3時間に及びました。